WEBサービス登録時に必要な携帯電話番号認証とは

なぜWEBサービスに携帯電話番号による認証が必要となったのか?

これは私が、とあるWEBサービスを提供しているエンジニア仲間から聞いた話ですが、サービスを提供する際に頭を悩ませるのが、以下のようなユーザーだそうです。

  1. 入会退会を繰り返すユーザー。
  2. 架空アカウントを複数生成するユーザー。

どちらも、サービスの新規登録時にもらえるポイントや特権を狙っていたり、本当は1人しかいないのに大勢いるように見せかけて、運営側にとってあまり好ましくない行動を取り始めたりするそうです。

また、上記のような不正をする意図が無くとも、サービスの登録時に適当な(存在しない)メールアドレスや、電話番号、住所などを登録するユーザーは後を絶たず、サービスを提供する目的(運営側の利益)が守られないとのことでした。

そう言われてみれば私も以前に、後々のアンケートメールなどに煩わされたくはないと思い、こういった行為(適当な情報を登録)をしたことはありました。大変申し訳ない話です。

メディアでも大きく取り上げられた、食べログ「ステルスマーケティング問題」

これは少し前(2012年1月)の話ですが、当時メディアでも大きく取り上げられた問題です。

その問題とは「大量に登録・取得した食べログアカウントを使用し、金銭報酬を得る代わりに、代金を支払ったお店のページに高評価の口コミを書き込む」といったものでした。

つまり、食べログという有名なグルメサイトで、一種のヤラセ、サクラ行為(ステルスマーケティング)が行われていたと言うことですね。

これはサービス提供側である食べログ(運営:カカココム)が想定していた使われ方とは大きく逸脱し、さらには自サービスの信用を失墜させるだけで運営側には一銭の利益にもならない行為でした。

「不当利益 < 必要経費」とすることで不正なユーザーを撲滅。

そこで、運営側の利益を守るために登場したのが、携帯電話番号による認証システムです。

簡単に説明しますと、1つの電話番号に1つのアカウントしか与えない、といったシステムなのです。

勘の良い方はお気づきかもしれませんが、これだけでは携帯を複数所持していれば、1人が複数のアカウントを取得出来てしまいます。

でも、これで問題は無いのです。

何故なら、複数のアカウントを取得することにより得られる利益(不当利益)よりも、アカウント登録に必要な携帯を複数所持するためにかかる経費や時間(必要経費)の方が高くなった時点で、複数アカウント登録を行うメリットが無くなるためです。

やればやるほど赤字、マイナスになる仕事なんて誰もしたくはありませんよね?

また、黒字にはなるけれど、1万円を稼ぐのに1カ月以上かかるような仕事だったらどうですか?普通にアルバイトでもした方が10倍以上稼げてしまいますよね?

つまりは、そういうことです。

運営・企業側もユーザーを恐れているのです。

我々ユーザーがサービスを提供してくれている運営・企業に対してある種の不安や恐れを感じるように、実は運営側も我々ユーザーを恐れています。

意外ですか?そうかもしれませんね。

しかし、私もエンジニアの端くれなのでこれは骨身に沁みて理解出来るところです。

運営側にとってユーザーというのは時に、運営が想定している全てのパターンのさらに外側から突っ込んでくる、何をしてくるか全く分からない存在なのです。

そして、想定外の事例が発生した時に、クレームやシステムトラブルが発生するのです。

場合によっては、先の食べログのように基本システムの組み直しを迫られることでしょう。

携帯電話番号認証のようなシステム、ルールを設けるのは、そんな厄介でありつつも大切な存在である我々ユーザーと企業とが、上手に共存するためなのですね。

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